鹿児島県の北東部、宮崎県えびの市と熊本県人吉市に隣接する湧水町(旧吉松町)、古くから温泉豊富な緑豊かな清流の郷に鶴丸温泉はあります。当地域は温泉地帯であり近隣に数十軒の温泉があります。
昭和38年頃、裏の田んぼに温泉が出ました。(当時は近隣の温泉も自噴しておりました。)
田んぼにドラム缶を置いてお湯を入れ、夕方には地域の皆さんで入っていました。
1~2年もすると誰かが浴場を作ればと言う話になりました。
そこで国鉄の蒸気機関士だった父が退職金を元手に土地を購入し、公衆浴場を作り、皆さんに利用して貰うようになりました。